2015年04月15日(水)

『社長列伝』~第6回~

毛髪への新たなアプローチ「ドクタースカルプシリーズ」
ボリュームアップ、ハリコシ、まつ毛育毛、生え際、白髪などこれからの 高齢化社会におけるエイジングケアとして育毛はもはや薄毛で悩む方だけのものではない。 従来の育毛の概念はネガティブなキーワードとして捉えられていたが、 美を楽しむ女性にとってもはや無くてはならないものとなった
左より
ドクタースカルプ¥128,000
エクセレンスVEGF ポイントジェル ¥5,200(25g)
エクセレンスVEGF ナノ ¥7,200(150ml)
エクセレンスVEGF プラス
¥15,000円(80ml)
アイラッシュエッセンス エクセレンスVEGF ¥4,800(5ml)
シープ ¥6,000(60粒)
エクセレンススカルプシャンプー ¥3,800(300ml)
全て定価、税抜

第6回
株式会社ウイルエー 代表取締役

中野 修司 氏

 

業界の新たな価値創造に全力を傾けていきたい!

 

2002年に父である中野篤司氏(現代表取締役会長)が創業したウイルエーで、 2008年中野修司氏により新規事業として美容事業が立ち上がった。なぜ美容業界に注目したのか。 そして美容業界の魅力、会社としての今後の展望を中心に中野修司氏にうかがった。

 

「美と健康」と「人」という 2つのキーワードで美容業界へ

 

──今ではサロン専売の美容メーカーとして広く認知されている御社ですが、 ここに至るまでには紆余曲折があったと…。

 

中野 はじめは大変でしたね。経験なし、人脈なしで参入しましたので今では 常識的にわかってる事が全くわからない毎日で、「サロン価」という言葉を最初聞いたとき、 新しい税金の事かと思いましたよ。

 

──どういった経緯で美容業界に参入されたんですか?

 

中野 ウイルエーは元々婦人服のメーカーだったんですよ。当時は百貨店を中心に直営で 19店舗展開していました。独自性を出す為にブランドを立ち上げ、製造から販売までを していた当時は、毎日資金繰りに追われる状況が続いていました。 そこで「このままでいいのか?」と、新規事業を模索するようになりました。

 

──なるほど、そこから美容業界に参入されたんですね

 

中野 そうなんです。新規事業をするにあたりキーワードを2つだしたんです。 一つが「美と健康」です。人が生きていく上で必要な物は「衣食住」と言われてきましたが、 より豊かに幸せな人生を歩むに「美と健康」はとても重要なテーマです。もう一つが「人」です。 働く人が未来をみて社会、顧客様、家族、自分の為に十二分に力を発揮できる環境作りが大切です。 このキーワードから美容業界での仕事を考えるようになりました。

 

──まず最初は何をされたんですか?

 

中野 ある美容機器メーカー社長を紹介していただき、業務用の痩身機械の代理店として はじめました。初めて美容機器というのを目の当たりにした時は衝撃でしたね。 それまで全く縁が無かった世界ですから、魔法の話を聞いてるような感覚で ワクワクした事を今でもよく覚えています。

 

──そういった経緯だったんですね。ところでこれからはどういった方向性を考えていますか?

 

中野 私達は革新者でありたいと思ってます。人口が減少していき、消費の絶対数が下がるこれから、サロンで新たな売上を作る事は、 既存の商品構成・サービスだけでは中々難しいものです。そこで固定概念に囚われずお客様に喜ばれる「事」の提案が必要と感じています。 ヘアケアブランドとして「DR.SCALP」を立ち上げたのもその想いからです。立ち上げ当初「サロンで育毛?」と、 なかなか受け入れて頂く事は難しかったです。しかし、想いと実績が伝わり、徐々に新たな価値がサロンに根付いてきております。 私達だけでは無理でしたが、共感してくれる仲間と共に形になってきている事が喜びです。 これからも新たな価値創出の一端を担えるようがんばります。よろしくおねがいします

 

──ありがとうございました。

 

【企業データ】

■株式会社ウイルエー
■設立:2002年6月3日
■事業内容:業務用美容機器製造卸・販売、健康食品卸・販売
〒550-0011 大阪府大阪市西区阿波座1-13-13 西本町中央ビル4階
TEL 06-6535-3120
http://www.will-a.co.jp/

内容は取材当時のものです。【2015年4月15日号より】

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