2015年08月30日(日)

過ぎる美学~VOL.15~

オリジナル手技「美筋形成」理論を構築させ、カリスマエステティシャンとして活躍する パールケイ代表の服部恵氏のコラム。今回は前回に引き続き「カウンセリングの重要性」について、 カウンセリングの順を追って説いていく。

 

前回から、カウンセリングの重要性についてお伝えしています。エステティックでの「技術」は、 「施術=フェイシャルやボディーのコース」と、「頭術(ずじゅつ)=カウンセリング」の、 両方からアプローチすることで、「技術」が完成する、というのが過ぎる美学の考えです。 施術は綺麗にすることがゴールですが、頭術はお客様に、「また来たいと思う」心にすることが、 ゴールです。では、カウンセリングの順を追ってお伝えします。

 

プレカウンセリング

 

カウンセリングシートは、口頭では聞き難い事を引き出せるツールとなります。 エステサロンに何を求めていらっしゃるのかが解るよう、できればサロンの オリジナルカウンセリングシートを作成し、カウンセリングを行うとベストです。

 

●お客様の基本情報を確認

 

なかには住所などを書かれない方もいらっしゃいますが、その場合個人情報は聞き過ぎず、 警戒心を取り除く事が先決です。信頼関係を築けば、自然とお客様からお話されます。 人は共通点があると心を開きやすくなるので、基本情報では出身地・誕生日・血液型等、 自分との共通点を探しコミュニケーションを図ります。

 

●体調、体質、持病の有無を聞く

 

施術の参考にする為、具体的に聞く項目があります。冷え症なら夏でも気になるのか? 肩凝りなら辛い程コリを自覚しているのか? 便秘なら、何日便意がないのか? 皮膚疾患があるのか? 性格はお肌に影響する場合があるので、この間性格分析も行います。そして禁忌事項を事前にお伝えしておきます。

 

●生活習慣を聞く

 

身体に大きく影響する生活習慣は、トリートメントを提案する上でとても重要な要素となります。 仕事の時間、ストレスの有無や発散法、食事の内容、睡眠時間等を聞き出します。

 

●エステサロンへ通った経験の有無を聞く

 

初めてなら、何故エステサロンに来たいと思ったのか? 行ったことがあるなら、何故行かなくなったのか? 通っていたなら、何故通わなくなったのか? 「差支えなければ」と一言添えて聞き出します。 これは聞けるなら絶対聞いておくべき項目です。何故他のサロンに通わなかったのか理由をお聞きできると、 できる限りその理由になることをしなければ良いので、お客様が何を求められ、 逆に何を求めれらていないのかがわかると、再来店に繋がる要素がわかります。

 

●お悩みと目的を聞く

 

お客様が気になる点を、改善へ導くのがエステティシャンです。 トリートメントに対しての希望は何なのかを聞きだし、その為にはどのようなエステティックが必要かを説明します。 現在はエステサロンも多種多様で、お客様の希望も様々です。個人サロンでは、一人ひとりに合った 「ホリスティックケア」の提供が可能です。「癒し? 楽しさ? お喋り? 」 綺麗以外に何を求めていらっしゃるのかを聞き出す事で、満足度アップに繋がります。

 

●トリートメントの理論説明

 

机上の勉強のような理論を説明すると、お客様が眠たくなってしまいます。 解りやすく簡潔に、体の仕組みや肌の構造等を説明し、どのようなトリートメントを行うかを伝えます。 そして、どのような流れでおこなうのかをお伝えするだけでなく、何のためにおこなうのか、 それがお客様にとってどのような効果が表れるのかを、具体的に説明します。エステ施術を受ける前に、 お客様に頭で理解していただくことで、より効果が高まるので、伝え方に十分配慮し、 言葉を選びながらお伝えします。
その伝え方としてのポイントは

 

●【頭術】ワクワク作りの3ステップ

 

ヘアサロンへ行くと、雑誌モデルの綺麗な髪型になれるかもといった期待感でワクワクし、 その通りになると満足します。エステティックでも施術に入る前に「ワクワク感」を作ります。

「何故?」トリートメントが必要なのかを説明
「何?」を行うのか具体的にトリートメントの流れを説明
「結果」お肌やお身体はどのように変化するのかを説明

綺麗になるイメージを伝え、お客様がワクワクする気持ち作りを行います。

 

【つづく】

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