2015年08月30日(日)

過ぎる美学~VOL.16~

オリジナル手技「美筋形成」理論を構築させ、カリスマエステティシャンとして活躍する パールケイ代表の服部恵氏のコラム。今回も前回に引き続き、カウンセリングの重要性について説いていく。

 

先日、集客サイトで見つけた美容室へ行きました。決まった美容室もあるのですが、ヘッドマッサージやサービスの勉強のため、初めて行く場合も多く、今回はヘッドスパをメインに予約をしました。その美容室はとても素晴らしく、また次回も来たいなと思い、とても気分良くお店を後にしました。なぜ良かったのかと考えると、技術はもちろんなのですが、スタイリストの方のカウンセリングでした。そのサロンは、髪を切る前のプレカウンセリング、シャンプー、ヘッドスパ、カット、ヘアカラー、全て同じスタイリストの方が担当してくれるので、安心して任せることができ、初めの話から、最後まで、施術と会話が全て結びつき、納得のアドバイスもいただけたので、思わずホームケアで使う、トリートメントを買ってしまいました。改めて、カウンセリングの大切さを実感した瞬間です。今回もカウンセリングについて、前回に引き続き、お伝えしたいと思います。

 

施術中のカウンセリング

 

実際お肌やお身体に触れ、プレカウンセリングで伝えた内容を再度伝えて言葉と行動を結び付けます。例えばフェイシャルの保湿ケアなら「今から保湿効果のあるパックを塗布します」と【言葉】にする。この時に、ホームケアが必要なら「トリートメントの結果を維持する為には、○○をすれば良いですよ」と、商品の説明ではなく「肌に必要な事」を伝えます。そうすると、ホームケアの提案がスムーズに行えます。ボディーに対しても、施術箇所に合わせて、何が必要なのか、お客様にとって美の情報となるお話をします。施術による触感と言葉による脳感で、美の刺激を与えましょう。

 

アフターカウンセリング

 

【頭術】再来店に繋がる3ステップ

私が開催している「愛し愛されカウンセリングセミナー」で、これを実践したので再来店に繋がったというお声の多い、3つのステップです。

 

プレカウンセリング・施術内容・施術後の結果をイコールで結び付けます。「○○が理想の状態でしたので、○○の施術をしました。だから、○○になりました」と、施術を言葉で繋げます。
次回のコースご提案と、理想施術日を○月○日と具体的にお伝えします。そして、なぜその日程なのか、理由も付けて提案します。
サロンに通うことによって、どのようなプラス面があるかを伝えます。「おもてなしの心」は時折お客様に対して謙虚になりがちですが、最後は押しが必要!お客様に安心して任せられるのは、理にかなった技術を提供し、自信があるエステティシャンです。サロンの良さとエステに通うメリットを、自信を持ってお伝えしましょう。

 

頭術話法 3つの『とる』

カウンセリングでの会話中、お客様の言動や行動から察する必要のある、3つの内面的要素があります。

 

●汲み取る綺麗になりたいという「心情」、来られた「事情」を察する。
●悟る短時間で心を理解できるよう「心理」を察する。
●見取る小さな動きによる「訴え」を察する。

 

しも「表の心と、裏の心」があり、真実は裏に隠されている場合が多いです。常に「3つのとる」を意識し、裏の心を読めるアンテナを張りましょう。

エステは一期一会の世界ですね。初回来られたお客様には、常に程よい緊張感と、お越しいただいた感謝の気持ちを忘れず、最高のエステティックサービスをご提供し、カウンセリングで信頼感を築き、サロンの生涯顧客様になっていただく。リピーター売上90%経営は、顧客様向けサービスが充実できるので、目指すべき数字です。

 

『すべてがエステティシャンにかかっている』

 

美意識の高い女性は、プライドも高くお持ちです。今や美の情報は氾濫し、知識のあるお客様でも間違った情報を信じている方もいらっしゃいます。万が一そのような場合でも、受け入れて肯定・間違いを否定・気持ちは肯定と、プライドを傷付けない流れ、そして聞き上手・話し上手・引き出し上手なエステティシャンの話術が必要です。総合的な「美」をご提供する為には、エステティック以外のお客様が関心のある情報も必要で、様々な話題が飛び交います。どんな時でも堂々と話せる人間性を養うには、解剖学だけでなく、様々な経験を積むという「終わりなき人生勉強」をする意識が大切ですね。エステティシャンは「技術職人」でありながら、同じ物を作り続ける職人さんとは違い、お客様が違えばやる事も違う。どれだけ経験を積んでも、一人一人のお客様にとっては毎回「初心者」です。【一生勉強、一生半人前】。だからやり甲斐のある仕事なのでしょうね。

TOPに戻る