2019年07月30日(火)

口腔ケアオイルの作り方

前回は毎日できる簡単な口腔ケア法をお伝えしました。
朝晩の歯磨きのついでにできるケアですので習慣にしたいですね。
今回は口腔ケアオイルの作り方をお伝えしましょう。


ガンドゥーシャやカヴァラに使うゴマ油は太白ゴマ油を使用します。
よくお料理に使用する焙煎されたゴマ油ではありません。
太白ゴマ油は、少し黄色味がある透明のオイルです。
マッサージオイルとしても良いと言われています。
ただし、ヴァータとカパは沈静されるのですが、ピッタを増やしてしまうので、
ピッタが過剰になっている時はお勧めできません。
特にヴァータが乱れている方にはお勧めです。(ヴァータ、ピッタ、カパなどのドーシャについては過去に何度かお伝えしましたので参考にして下さい)

 

作り方は簡単。

太白ゴマ油をキュアリングします。
お鍋にゴマ油を入れて、100 度まで熱したら、火を止めて、自然に冷まします。
冷ましたら、遮光瓶などに入れて保存します。
使用する時に、大さじスプーンに1 杯とってガンドゥーシャ、カヴァラをしてください。
口に含んだら、自然と唾液が出るのを待ちます。口の中のオイルと唾液が混ざり、
オイルが薄くなってきたように感じたらガラガラとうがいを始めます。


10 分くらいかけて行います。

想像以上にこの10 分が最初は長く感じると思います。
お好みで、ミントの葉を入れると爽やかに感じます。
またターメリックを入れると殺菌効果も高くなります。
口の中をキレイにしたら舌を観察してみましょう。


アメリカのアーユルヴェーダ研究者であるヴァサント・ラッド氏によると
舌は足裏や耳のように、体の全てが繋がっているとされています。
図のような位置で、舌が荒れていたりくすんでいる時はその部位が弱っているかもしれません。
これからも一緒にアーユルヴェーダライフを楽しんでいきましょう。

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