2019年08月21日(水)

アーユルヴェーダのこと

これまでに、アーユルヴェーダは日本語に訳すと「生命哲学」となり、
健康になるための過去からの知恵の宝庫であり、医学のルーツでもあるとお伝えしてきました。
日本では、エステティックサロンやリラクゼーションサロン、スパのようなイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし、医学のルーツと言われるだけあって、様々な医学会でもアーユルヴェーダについての研究発表がなされています。
その一部をご紹介したいと思います。


最近では、7 月20 日21 日の2日間、博多で「日本外来精神医療学会」が開催されました。
様々な角度から精神医療について専門家が研究を重ね、患者の為に何ができるかをシンポジウムやポスターで発表していました。
その中で、シロダーラについての研究発表もありました。やはり、アーユルヴェーダは医学と関係が深いものだと理解できます。
私たちの健康にとって、とても興味深い内容の為、何回かに分けてご紹介していきたいと思います。
お伝えする上で、辛い表現も含まれますが、内容を正確にお伝えする為に、ご理解ください。
心の病気、精神疾患、不眠症は誰にでも起こりうるものです。
風邪をひくのと同じです。その治療に関しては精神科の先生達が本当に色々と研究されています。
今では随分、精神科や心療内科に通われる患者さん達も増えてきましたが、まだまだ内科や外科と違って、通院するのには勇気がいるのも事実です。

過去には精神疾患になると、家に監禁するようなこともありました。
海外では牢屋のようなところに鎖をつけて禁しているところもあり、WHOでは、人権侵害をせず、適切な治療をすすめているようです。
いかに、初期の段階で疾患に気づくのかも重要です。
普段からの兆候として、考えに固執したり、人に頼らない、もしくは頼りすぎるというのも気をつけた方が良いようです。


また、自分は正しいと思いすぎて、相手に非があると考える傾向にあるのも注意が必要です。
沢山の人の中でリラックス出来ない、もしくは1 人になりたくない、また気になることに固執する、夜眠れなくなるなど、そう言った感情がある時も、気をつけた方が良いようです。
うまく気分転換して改善すれば良いのですが、生活にも支障をきたすようであれば受診するのもおすすめです。
早い段階での治療は効果も出やすく、再発も少なく済むようです。
もし、ご自身やご家族の中で、上記の内容に心当たりがある時は一度クリニックを訪ねてみましょう。アーユルヴェーダは素晴らしい予防医学です。

これからも一緒にアーユルヴェーダライフを楽しんでいきましょう。

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