2019年09月26日(木)

アーユルヴェーダのこと②

前回はアーユルヴェーダは日本語に訳すと「生命哲学」となり、
医学のルーツと言われて、様々な医学会でもアーユルヴェーダについての研究発表がなされています「日本外来精神医療学会」で発表された一部をご紹介した続きです。
誰でも、心の病は風邪をひくように、起こりうるものです。そして、心当たりがあれば、早めの受診も考えてみましょう。
一旦、治療に入って、仕事を休んで、再度復職するために、リワークというプログラムもあり、個人の問題だけでなく、個人、会社、家族、医療機関との連携により、健康へと導くようです。
また、服薬に抵抗のある人も多いようです。副作用として認知機能の低下がある場合も。ただ、病気が進行した場合の弊害を考えると、服薬して、症状が落ち着いたら、また健康な状態へとリハビリを始めることも大切なようです。


また、服薬以外にも様々な健康療法が検討されているので、やはり専門家に相談することはとても大切だと思います。
そんな健康療法の中にはリラクゼーションも取り入れられているようです。リラクゼーションの部分ではアーユルヴェーダの様々なトリートメントも用いやすいでしょう。
精神疾患は過度のストレスを感じることで発症しやすいところもあり、その上でリラクゼーションはとても良い効果をもたらせてくれます。


『笑いヨガ』の発表もありました。ヨガもアーユルヴェーダの大切な健康療法の一つです。

『笑いヨガ』は笑うことでストレスを軽減する方法です。
そうは言っても『笑えない』から辛いんだと言う方もいらっしゃると思いますが、作り笑顔でも良いので、笑うと言う行動を取ることが大切なようです。
笑顔より笑う方が効果もあり、声を出して、『ハハハハハ~』と笑っている行為のことです。
笑うことを体感することで、ストレスが減ることが分かっています。

 

今回、ワークとして、全員で大きな声で笑う練習をしました。
確かに、みんなで笑った後は、学会独特の硬くて重い空気が一変し、リラックスしたムードになり、体もポカポカしました。
笑うために、落語を聴く、漫才を見る、コメディー映画を見るなど、そんなことでも良いそうです。
そんな中で、面白い川柳もいくつか紹介されていました。
『グレてやる それなら爺ちゃん、ボケてやる』
『プロポーズ、あの日に返って、断りたい!』

などなど、会場でも笑いが起きていました。
笑うことで健康になるという研究も盛んにおこなわれていました。笑うことは今日からでもできます。ヨガの楽しい活用法ですね♪


これからも一緒にアーユルヴェーダライフを楽しんでいきましょう。

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