2019年11月26日(火)

アーマ・パーチャナ

最近は天災も続き、気候や体調のバランスを崩される方が増えています。
そんなお時にこそ、アーユルヴェーダの浄化療法はお勧めになります。
アーユルヴェーダは生命科学として、未病、予防ケアにとても効果的です。
どうしてもアーユルヴェーダのトリートメントはなかなか難しいイメージがあると思います。
ですが、インドやスリランカ、またアジアでもアーユルヴェーダが盛んな地方では家庭でできることも沢山実践されています。
今回は簡単にでて、身体のバランスを整える「アーマ・パーチャナ」をおススメします。

 

アーマとあるように、アーマは未消化物という意味がありますので、未消化物を解消していくことが目的です。
アーマ・パーチャナをするだけでも体調が良くなる方も多いでしょう。

 

「アーマ・パーチャナ」 方法はいたってシンプルです。

 

①白湯を飲む 白湯はできれば10分以上沸騰させたものが良いとされていますが、カルキが飛べば良いでしょう。
温かい飲み物は体を癒してくれます。冷たい飲み物はアーマを増やす傾向があるので、白湯でアーマを溶かし、消化力を高めていきます。

 

②食事量を減らす 腹八分とは昔からよく言ったものです。食べ過ぎはアーマを増加させます。普段の量より少し減らして、胃腸の負担を減らします。

 

③アグニに変動に合わせる朝昼晩と、3食キッチリと食べようとせず、一番消化力が高まる昼食にボリュームを置き、朝、夜は食事を軽くするか、抜いてみても良いでしょう。
夜の食事もなるべく消化が軽いものを選べ、早めの時間に夕食をとります。

 

④アグニを高めるハーブを取る。消化力を高める生姜などを用いると良いでしょう。
薬効効果も高く、古くから民間薬としても愛されています。生姜湯や生姜スライスにレモンと塩を振ったものなどを食したり、生姜ハチミツ湯も美味しくいただけ、風邪予防にもなります。

 

以上のようなことを1~2日行うだけでも良いでしょう。
また、お釈迦様もされていたという、週に1度、「ウポアズ」1日断食(プチ断食)も、弱った胃腸を休めるのにとてもお勧めです。

 

全てできなくても、できること一つから初めてみませんか?
なんとなく体が軽くなるような気がして、心も落ち着いてきますよ♪
これからも一緒にアーユルヴェーダライフを楽しんでいきましょう。

 

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