2021年04月02日(金)

地球環境に優しいハラール的、健康美生活 第9話

コロナに翻弄されて1年が過ぎました。ワクチンの導入も始まり、これでコロナを克服できる!そんな期待に胸が膨らんでいきます。

 日常が戻ったら、皆さんは何を最初にしたいですか?きっとビジネスにプライベートに「あんな事」や「こんな事」、朝まで語っても語り尽くせないほどにやりたい事を抱えている人が沢山いると思います。私は、ビジネスについては「コロナで中断している案件を動かす!」に尽きるのですが、プライベートで最初にやりたいのが「充実したチートデイを作る!」です。

 チートデイは「cheat=だます、ズルをする」から来ている言葉なのですが、ダイエット中に減量を促進するために、あえて身体をだます日を作ることで停滞期を抜け出しやすくして減量を促進させる狙いで、しっかり食べる日を設けることを意味しています。

 ダイエット経験のある方ならお分かり頂けると思いますが、順調に下がっていた体重がある日を境になんの変化もしなくなる。毎朝体重計にのるたびに落胆し、「毎日毎日しっかり取り組んでいるのになぜ?」と大声で叫びたくなる・・・。頑張っても頑張っても数値に反映されない「停滞期」という名の悪魔(笑)。その期間を、スムーズに抜けるための方法が、チートデイです。

 チートデイのメリットは主に2つあると言われています。1つ目は、ダイエットによって低下してしまう代謝を再びアップさせること。そして2つ目は、ダイエットで蓄積していくストレスを軽減させることです。

 チートデイの効果は近年メディアでも取り上げられているので、ご存じの方も多いことと思います。ダイエット中にしっかり食べる日を設けるメリットについては問題ないと思いますが、気をつけなくてはいけないのはストレスの軽減についてです。

「ダイエット中にしっかり食べて良いのだったらストレス軽減は当たり前でしょ?」と思われるかもしれません。しかし、ダイエット中に蓄積するストレスにも2種類あるってご存知でしたか?皆さん自身が感じるストレスがこの2種類のうちのどちらにあてはまるかをしっかりと理解した上でチートデイに取り組まないと、やっている割にはストレスが軽減されず、結果としてあまり効果が出なかった・・・なんてことになりかねません。ここでは2種類のストレスについてご説明したいと思います。

ダイエット中に抱える2種類のストレスとは、簡単に言うと「量」と「質」です。皆さんが感じているストレスが、食事の量を制限していることから来ているのであれば、チートデイに意識するのは摂取量です。一方、食べたいものを制限していることから来ているのであれば、チートデイでは普段食べていないものを摂取することがストレスの軽減に繋がります。もちろん、どちらか一方だけのストレスではなく、みなさんそれぞれ「量」と「質」へのストレスが混在していると思います。でもご自身がどちらのストレスをより強く感じているかを理解して、「量」>「質」と「量」<「質」のどちらのタイプかを認識してチートデイの中身をアレンジすることがとても大切なことになるのではないでしょうか。

ちなみに私は「量」<「質」派です(笑)。今はテイクアウトを利用しながら2週間に1日程度の周期でチートデイを楽しんでいます。お気に入りのお店からのテイクアウトなので、コロナ禍においても美味しくストレス軽減できているのですが、やはりお気に入りの居心地の良いお店の中で、できたて熱々の料理をハフハフしながら頬張る醍醐味は何よりの楽しみです。コロナが収束したら、少しでも早くその醍醐味を心ゆくまで満喫したいのが私の密かな願望です(笑)

最後にチートデイの注意事項をもう1つ。チートデイを楽しむためには普段の節制が大切です。普段頑張っている自分へのご褒美としてチートデイを楽しんでください。くれぐれも楽しさの前借りや、ご褒美過多になり過ぎないように気をつけてくださいね(笑)

 

 

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