2019年07月08日(月)

最新の化粧品情報発表の場として定着 「化粧品産業技術展 CITE Japan 2019」盛況に終わる

「珪素」化粧品の取り扱いを開始した三陽商会。化粧品原料として「珪素」への期待が高まる。
プラセンタのメーカーとして君臨するホルス。中国・上海での展示会でも地元メディア取材を受ける等、注目の企業だ。

5月15日(水)〜17日(金)の3日間、パシフィコ横浜で第9回化粧品産業技術展CITE Japan 2109(日本化粧品原料協会連合会主催)が開催され、3日間トータルで41,586名が来場した(主催者発表)。同展示会は化粧品に関する多種多様な素材、技術、サービス等の発表の場として2年に1度、開催されており今回が9回目。サプライヤーを中心とする出展企業と化粧品メーカーなどのユーザー企業との出会いの場として、また情報収集の場として定着している。

 今回、目についたブースとしては「珪素」化粧品。健康食品として訴求されているケースが多いが、化粧品としてのエビデンスが充実してきたこともあり、化粧品原料として三陽商会が取り扱いを開始。またプラセンタ原料供給メーカーとして数々のヒット商品を生み出しているホルス。同社は中国などのアジアへの進出も視野に入れており、翌週20日(月)〜22日(水)に中国・上海で開催されたCBE上海ビューティーEXPO 2019にもグループ企業(日本天然物研究所)が出展し地元メディアから取材を受けるなど注目されていた。このように同展示会は国内にとどまらず海外からの出店、来場も増えてきており、目立たないながらも着実に存在感を示す展示会と言えよう。

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