健食原料・OEM展2023 コロナ禍以前よりも活気ある商談で大盛況に終わる
4月25日(水)、26日(木)に健食原料・OEM展2023(ヘルスビジネスメディア主催)が東京国際フォーラムにて開催された。同展示会は健康食品のベースとなる素材原料供給やOEM供給を主業とした企業が、最新のエビデンスや製造技術の発表の場として、業界での人気は根強いものがある。
コロナ禍もようやく収束傾向になり、3年振りに行動制限のない中で行われた今回は、むしろコロナ禍以前にも勝るほどの活気に満ち溢れていた。コロナ禍により、新たなライフスタイルも生まれ、また最近注目のフェムテックを訴求した素材なども多く見られた。コロナ禍においても、ステイホームやテレワークなどによる非対面で購入できる通販での売上上昇傾向などもあり、健康・美容業界に大崩れは見られず、むしろ緩やかではあるが上昇傾向の企業も多く、不況に強い業界の底堅さを誇っていたが、今後はさらに強化される様相だ。
出展者からは「ここ2年は、コロナ禍で思い通りに対面での営業が出来ないというジレンマがあったが、今回は行動制限がなくなったことで多くの方々にブースにお越し頂いた。実際に対面で商談ができるのはありがたい」、「電話やメールで要件は伝えられるが、多くの方と実際にお会いしてプレゼンや、生の声が聞けるのでとても充実した2日間だった」、「毎年出展しているが、この展示会は他の展示会と比べてお客様の真剣度が違い、充実した商談ができる。ここ2年はコロナ禍ということもあり寂しい感じはあったものの、それでも成果はあった。今回はコロナ禍になる以前よりも活気がある感じがしたし、実際に多くの商談ができた」といった声が多かった。
来場者からは「他の展示会にも行くが、この展示会はアクセスも良く、また濃厚な商談ができるので毎年楽しみにしている」、「コロナ禍でなかなか対面での商談がしにくい状況だったが、こういったリアルに商品を目で確認でき、担当者の生の声を聞けるのはとても貴重」など出展者、来場者ともに充実した商談ができたことからも、同展示会の存在感は業界にとって大きいものといえよう。