2015年06月09日(火)

外気温の変化が毛穴や皮脂量に悪影響およぼす

外気温の変化が毛穴や皮脂量に悪影響およぼす
コーセーとSOUKENが調査結果を発表

 

化粧品会社大手のコーセーはこのほど、臨床試験の受託・リサーチ業務を行うSOUKENの協力のもと、 「外気温が肌におよぼす影響」について調査した。結果、多くの女性たちにとって大敵といわれている毛穴や皮脂、 水分量などに対し、外気温が高くなることで様々な悪影響をおよぼすことがわかった。同調査の結果をもとに、 真夏に向けてのスキンケアを検証してみる。

 

夏場は毛穴の広がりが1.5倍に

 

2015年の夏は平年並みの予測もあるが、温暖化の影響なのか厳しい夏が続いており、 今年も真夏のスキンケアは多くの女性にとって大きな関心事といえる。そうした季節を迎えるにあたり、 コーセーとSOUKENが発表したのが、「外気温が肌におよぼす影響」に関する試験結果だ。
被験者は20歳代と30歳代の女性計2名。8℃、20℃、35℃(±2℃)状態に調温した環境調整室内で、素肌の 「大きく開いた毛穴の数」「水分量」「皮脂量」をそれぞれの測定機器で解析したもの。8℃は冬場を想定し、 20℃は常温、35℃は夏場の外気温として設定。これによって、夏と冬の気温差による肌状況の相違についても明らかになった。 まず「大きく開いた毛穴の数」については、一定以上の大きさに開いた毛穴の数を測定。結果はグラフ1のように、 冷温(8℃)では935.5であったものが、常温(20℃)になると1089.0、高温(35℃)になると1365.5と約1.5倍になることがわかった。
また、高解像度のCCDカメラで皮膚状態を撮影した毛穴画像の比較でも、低温(8℃)と高温(35℃)その相違が明らかになっている。 さらに皮膚の拡大画像でも、低温では毛穴が引き締まっているのがわかるが、一方の高温では毛穴が大きく開いている状態を確認することができる。
毛穴が開く原因には、加齢によって皮膚の新陳代謝が衰え、コラーゲンやエラスチンなどが減少することによって引き起こされるほか、 汚れの詰まりやニキビといった要因が数えられている。そのためエイジングケアを目的にした肌への栄養補給やスキンケア、 そして清潔に保つための洗顔などが大事になってくるが、今回の調査によって、最も身近な環境要因ともいえる「外気温」にも配慮しなければならないことがわかった。
特にこれからは気温が高くなる夏場を迎えるため、毛穴が開きやすくなることから、外気温も考慮したスキンケアが求められてくる。

TOPに戻る