2015年10月27日(火)

機能性関与成分「ヒアルロン酸」で届出8商品

スペシャルレポート 美を訴求する「機能性表示食品」の現状分析
機能性関与成分「ヒアルロン酸」で届出8商品

 

2015年4月1日にスタートした「機能性表示食品」制度──科学的な根拠を消費者庁に届出をし、60日間の公示期間を経たのちにサプリメントをはじめとする食品について、その機能性を訴求した表示が可能になるものだ。6月12日、マヨネーズのキユーピーが美容機能を訴求した初の機能性表示食品としてヒアルロン酸Na含有の商品を発売以来、続々と機能性表示食品が上市されてきた。ここでは、美容機能を訴求する機能性表示食品の現状を調べてみる。

 

女性の美と健康に向けての表示内容は123品目中約10品目

 

「機能性表示食品」の第1号商品であり、美容機能を訴求したのがキユーピーの「ヒアロモイスチャー240」になる。機能性関与成分、つまり表示されている機能を発揮する成分はヒアルロン酸Naであり、パッケージや容器等に「ヒアルロン酸Naは肌の水分保持に役立ち、緩和する機能があることが報告されています。」と表示記載されている。機能性表示食品とはこのように、機能性にかかわる成分あるいは商品そのものの臨床試験等を通して裏づけられた機能性を表示できる新制度であるが、2015年10月21日現在、消費者庁への届出件数は123品目にのぼっている。キユーピーの「ヒアロモイスチャー240」の発売以降、届出企業の機能性表示食品の発売が相次いでいるが、目や鼻、体脂肪、皮膚、骨あるいは睡眠、リラックスなどその機能性がおよぶ範囲は広い。そこで本紙が消費者庁が公開している届出情報から抽出し、右に示したのが、美容機能を訴求している主な商品ラインナップだ。現在、123品目の届出があるが、ヒアルロン酸を機能性関与成分とし、皮膚の美容効果を訴求している商品は8品目あった。キユーピーをはじめアサヒフードアンドヘルスケア、森下仁丹などがすでに販売を開始している企業もある。また、焼津水産化学工業は皮膚への美容機能訴求であるが、その機能性関与成分はN─アセチルグルコサミンとなっている。女性の健康という視点では、将来的な骨粗鬆症のリスク軽減につながると思われる骨に対する機能性を訴求した商品が2品目あり、女性の美と健康のための機能性表示食品は約10品目となっている。

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