2019年11月21日(木)

エビデンスで実証された素材をピックアップ  健康寿命延伸へ向けた健康と美容商品への有用実績素材を探る

ここ数年、美容と健康業界での爆発的に飛び抜けたヒット素材はないものの、高いレベルでのロングセラー素材や注目素材は多い。特に最近は内面美容(インナービューティ)への訴求素材に人気が集中している傾向が見られる。またここ数年のトレンドとしては健康食品、化粧品双方での製品化が可能な素材が注目されている。これはすでに本紙で何度も提唱している「美容と健康の垣根がなくなってきている」表れともいえるのだ。素材によってはその性質上、化粧品には出来ないものもあるが、腸内環境を整える代表的素材となる乳酸菌は整腸機能を持つ事にクローズアップされがちだが、腸の状態を整える事で様々な疾病の予防に繋がり、また美肌へのアプローチにも有用されている素材だ。  

意外かもしれないが滋養強壮素材として知られているマカだが、更年期障害の緩和作用のエビデンスなどもある。更年期向け素材の代表的なものではイソフラボンや最近話題のエクオールなどがあるが、滋養強壮系のサプリメントという色合いが強いマカも更年期障害向けサプリメントへの期待が持てる素材なのだ。

またプラセンタも更年期向け訴求素材として知られているが、それ以外でも様々な疾病改善などの効果が論文や学会等で報告されており、また美肌効果もあることから化粧品での活用事例も計り知れない。プラセンタなどは健康食品と化粧品両面でのアプローチが可能なまさに、これからの時代にマッチした素材と言える。

 最近の注目ワードとして各メディアでも見聞する機会が増えているのが「抗糖化」。その訴求素材の一つとして取り上げたいのがツバキ種子。糖化抑制させる「CMA生成阻害剤」で用途特許を取得した素材もあり、また「肌のうるおい効果」や「温熱効果」もヒト試験で実証されている。

健康寿命の延伸が唱えられている昨今だが、これからはいかに美しく、健康に、イキイキした長寿を迎えるかの「美健康長寿時代」に突入したといえよう。(関連記事9〜12面)

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