2022年08月17日(水)

ナガセビューティケァが「発酵霊芝のアレルギーに及ぼす効果」を日本薬学会第142年会で発表

図1 発酵霊芝熱水抽出物および霊芝熱水抽出物の調製と脱顆粒抑制活性

ナガセビューティケァ(本社東京都中央区、千葉敏英社長)は、独自に開発した食品素材:発酵霊芝(霊芝の自己消化物)I型アレルギーを抑制する効果のあることを確認し、この研究成果を日本薬学会第142年会(オンライン開催@名古屋大学 2022327)において発表した。

発表タイトルは「発酵霊芝のI型アレルギーに対する抑制効果とその関与成分の探索」。発表では、発酵霊芝および霊芝から熱水抽出物を調製し、ラット好塩基球様細胞株 RBL2H3 の脱顆粒(好塩基球などの細胞表面に結合している IgE が抗原によって架橋され、ヒスタミンや b-ヘキソサミニダーゼ等の細胞内顆粒 内容物が放出される現象)に及ぼす影響を評価した。抗ジニトロフェノール (DNP)-マウス IgE 抗体によりRBL2H3を感作した。各種抽出物および陽性対照としてウォルトマニン5mMを添加後、抗原としてDNP-ヒト血清アルブミンを添加して脱顆粒を誘導し、放出されたb-ヘキソサミニダーゼを定量した。

発酵霊芝熱水抽出物は100 mg/mLから濃度依存的に脱顆粒抑制活性を示し、霊芝熱水抽出物より高い抑制活性を示すことが認められた(1)。

 

続いて、発酵霊芝熱水抽出物中の脱顆粒抑制効果を示す成分を明らかにするために、発酵霊芝熱水抽出物および霊芝熱水抽出物から70%エタノールを用いて多糖粗画分を得た。ゲルろ過クロマトグラフィーを用いて分析した結果・・・・・

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