2023年09月12日(火)

メンズビューティー市場はコロナ禍の行動規制緩和により回復傾向

メンズビューティー市場規模(5市場計)推移・予測

男性向け美容製品・サービスに関する調査で明らかに  〜 矢野経済研究所調べ 〜

 

 矢野経済研究所は、国内のメンズビューティー市場を調査し、各市場の動向や参入企業動向を調査し、将来展望を明らかにした。

 2021年度のメンズビューティー市場規模(5市場計)は、2,025億2,000万円(前年度比102.1%)となった。コロナ禍での行動制限等の影響から2020年度は縮小したが、コロナ禍で普及したオンラインでのコミュニケーションをきっかけに、身だしなみや美容に対する男性自身の意識の向上が進んだことから、コロナ禍前の水準には届かなかったものの回復をみせている。

 同市場の2021年度における各市場規模は、男性用化粧品市場が1,250億円とトップとなり、メンズ理美容家電市場が362億2,000万円、メンズウェットシェービング市場が191億5,000万円、バーバー(進化系理容室)市場が128億5,000万円、メンズエステ市場が93億円となっている。

 

 男性用化粧品のメインターゲットは美意識の高い若年層が中心だったが、コロナ禍を契機に中高年層の利用も進んだことで男性向け美容の認知や利用が拡大し、男性用化粧品市場は成長を続けている。中高年層の利用拡大のきっかけは・・・・・

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