健康ジャーナル

通販にてサプリメントを購入したことがありますか?
  
    
購入したサプリメントの種類は何ですか?(複数回答可)
  
   
購入しない理由は何ですか?(複数回答可)
  
     

2015年12月15日(火)

女性利用者に多いものの購入目的は美容よりも健康
本紙調べ∼「通販とサプリ購入の実態調査」

通販によるサプリ購入経験「あり」は56・2%

本紙は2015年11月上旬、一般消費者を対象に「通販とサプリ購入に関する実態調査」をテーマにしたアンケート調査を実施した。 有効回答数は1183名(男性30・4%、女性69・6%)。今回の調査目的は、通販によるサプリメント購入の実態とその購入きっかけなどを探ることを目的に実施したもの。 通販によるサプリメントの購入の有無を訊ねた設問では56・2%が「ある」と回答。通信販売がサプリメント購入の主要販売チャネルであることを改めて裏づける結果が出ている。

今回調査の対象としたのは、30歳代から60歳以上の男女とし、最終的に得られた有効回答数は1183名となった。年齢別では30歳〜39歳が15・2%、40歳〜49歳が25・2%、50歳〜59歳29・0%、60歳以上が30・4%となっており、サプリメント購入のボリュームゾーンと思われる40歳以上が84・6%を占めるサンプルとなっている。  設問1で訊ねたのが、通販にてサプリメントの購入経験があるかどうかについて。結果は「ある」が56・2%、「ない」が43・8%(Q1参照)。内閣府消費者委員会が3年前に実施した健康食品の利用状況についての結果では、約6割が利用経験ありとの結果が出ており、また本紙がこれまで複数回に渡って行ってきた同様の調査でも50%台の利用経験を確認している。今回は購入方法を通販に絞り込んでいるものの、サプリメント利用実態は約6割程度ということが改めて確認できる結果となった。  設問2は、購入したサプリメントの種類について訊ねたもの。これは通販で購入するサプリメントの種類からその目的を推察するための設問。ここで最も多かったのが「健康食品」で88・4%を占め、さらに11・0%で「健康ドリンク」が入っていることから、健康の維持を目的にした購入動機が圧倒的であることがわかった(Q2参照)。次に「美容食品」が28・9%、「ダイエット食品」18・2、「美容ドリンク」10・7%となっている。回答者の約7割が女性であったが、美容目的の購入動機は6割に満たないという結果が出た。  設問3では、設問1で通販での購入経験が「ない」と回答した518名を対象に、「購入しない理由」を訊ねたもの。  結果は、「値段が高いから」が37・8%で最も多く、続いて「必要性がないから」35・9%、「効果がなさそうだから」27・4%、「信用度がないから」21・4%となっている。

【本紙につづく】

 
 
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