2018.11.15(木)

「グナ」の食事

これまで、ドーシャのバランスが崩れることで、様々な不調が現れることが分かってきたと思います。
ドーシャのバランスを整えるためにはアロマや味覚などからアプローチできます。
またそれ以外にも「グナ」(性質)でもバランスを整えることができます。
それぞれのドーシャのグナを知り、過剰になったドーシャを逆のグナを用いることでバランスを整えます。

 

ヴァータ「軽性」「乾性」「冷性」⇒逆のグナ「重性」「油性」「熱性」


ピッタ「軽性」「乾性」「熱性」⇒逆のグナ「重性」「油性」「冷性」


カパ「重性」「油性」「冷性」⇒逆のグナ「軽性」「乾性」「熱性」

 

それぞれのドーシャのグナと逆のグナを確認しましたね。
では、それぞれのグナについて細かく紹介していきます。

「重性」チーズ、ヨーグルト、小麦

 

「軽性」大麦、ほうれん草、コーン、りんご

 

「油性」乳製品、油、油性食品

 

「乾性」大麦、コーン、じゃがいも、豆類

 

「熱性」温かい飲食物、スパイス類

 

「冷性」冷たい飲食物、緑葉野菜、キュウリ

 

(参考文献・新版インドの生命科学アーユルヴェーダ)

ご自身のドーシャとグナを知り、以前にお伝えした味覚「ラサ」を合わせて使用することで、
ご自身にあった食事をとることができます。

ヴァータにお勧めの味覚(甘味、酸味、塩味)

 

ピッタにお勧めの味覚(甘味、渋味、苦味)

 

カパにお勧めの味覚(辛味、渋味、苦味)


 
ヴァータなら、ホットケーキやクリームシチューが良いですね。
ピッタなら、ヨーグルトや、揚げたポテトにサワークリームを添えると良いでしょう。
カパなら、ほうれん草とコーンのソテーや、生姜紅茶などお勧めです。
神経質になりすぎないように、食事を楽しむことも大切です。楽しい雰囲気で、新鮮な料理、腹八分の食事、昼食をメインにし、夜は控えめにする。
白湯を取り、消化を促す。お腹が空いてから食べる。出来ることから初めてみましょう。
これからも一緒にアーユルヴェーダライフを楽しんでいきましょう。

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