2019.06.28(金)

毎日できる簡単な口腔ケア法

前回は楽しくできるケア法、ハーブボール(キリ ピンタスヴェダ)をお伝えしました。
ご自身でケアに使用できるアイテムを作るのも魅力でしたね。
今回は毎日できる簡単なケア法をお伝えします。
アーユルヴェーダでは朝一番にするのが口腔ケアです。
これは日本でも同じですね。眠っている間に口の中には雑菌が繁殖します。
そのままお水を飲んだり、食べ物を食べてしまうと、その雑菌も一緒に体の中に入ってしまいます。
アーユルヴェーダでは管(スロータス)を浄化することを大切にしていることからも、
スロータスの大きな入り口である口腔ケアを大切にしています。


まずは舌の掃除をします。ターンスクレイバーのような道具もありますが、
ないときは大きなスプーンで舌を掃除するのも良いでしょう。
ただ、あまり強く舌をこすると、舌には味蕾(みらい)という味覚を感じる器官があるので、
それを傷つけることになるので注意して下さい。


他にも、「ガンドゥーシャ」や「カヴァラ」があります。
どちらもキュアリングしたゴマ油を口に含みます。
「ガンドゥーシャ」は口の中にスプーン1 杯のゴマ油を含み、しばらくじっとして、
自然と口の中に唾液がたまってくるのを待ちます。「カヴァラ」はそのまま口の中にためているゴマ油でうがいをします。
たかがうがいと思われますが、なんと全身に影響する素晴らしい効果が期待できます。

 

効果

 

〇ほうれい線や首、顔などのシワ予防
〇肌の艶が良くなる
〇美しい声になる
〇口元の荒れを治す
〇表情が豊かになる
〇歯が強くなる
〇歯周病予防
〇免疫力が高くなり風邪予防にもなる
〇白髪予防、育毛効果
〇頭の回転がよくなる
〇若返る
〇味覚、聴覚、視覚にも良い
〇花粉症

 

にわかには信じられないほどの効果がありますね。
最近のオーラルケアのリンスなどは刺激が強く、実際にはゴマ油の方がソフトな感触なの効果抜群だそうです。
ぜひお試しください。これからも一緒にアーユルヴェーダライフを楽しんでいきましょう。

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