2022.06.21(火)

地球環境に優しいハラール的、健康美生活 第23話

 先日、当社スタッフと共にドバイとアゼルバイジャンに行ってきました。

 

 このコラムをお読みくださっている皆さん同様に、当社もコロナ及びコロナによる影響下で様々な案件が止まってしまっていました。そんな中、蔓延防止等重点措置が終了したタイミングで、これまで構想していたものを実際に形にしていくためにようやく動き始めることができました。今回のドバイ及びアゼルバイジャン行きも、その一環です。

 

 4月はラマダン(イスラム教徒における断食月)期間中ということもあり、国民の約95%がイスラム教徒といわれているアゼルバイジャンで本場のラマダンを体験することができました。

(ラマダンの意義などについては、本コラムでも書いてありますので是非そちらをご参照ください)

 

 アゼルバイジャンは国民のほとんどがイスラム教徒でありつつも、実に多様な民族で構成されています。他の宗教、民族、国家に対しても大変許容性の高い国として知られていて、入国した際にも「ラマダンを無理に受け入れる必要はないですよ」とアドバイスを受けました。また、街中でもイスラム教徒以外を受け入れる店舗が(少数ではありましたが)、見受けられました。

 

 実際にアテンドしてくださった現地の皆さんと共に、ラマダンに合わせた断食行動と夜の食事を体験させて頂きました。日中の断食の後は、ラマダンの作法通り、水分補給やナツメヤシなど、体に負担がかからないものから始まり、その後にしっかりとしたお料理を楽しめました。ラマダンの意味や意義を知ったうえで体験しているせいか、中々のハードスケジュールだったにもかかわらず、辛さはさほど感じることなく過ごすことができました。

 

 アゼルバイジャンの許容性の高さは先ほど申し上げましたが、他民族であり、イスラム教徒以外の私達のことを多くのメディアが取材してくださったのも印象深かったです。ジャパンブランドへの信頼性の高さと共に、身体にとって安心安全なものへの興味や関心の高さを改めて実感することができました。

 

 世界的なSDGsへの流れ、安心安全なものへのニーズの高さ、多種多様な価値観を受け入れ共存していく国民性への理解と気づき。一方で美しくありたいと願う女性の気持ちは世界共通であり、それに寄り添っていける喜びを胸に帰国しました。

 

 地球環境に優しく、健康的なライフスタイルを追求し、実践していく事の重要性を再認識させて頂けた今回の訪問でしたが、立地的にはロシアの隣接国でもあります。地球環境にも人にも優しくいたいと思えば思うほど、平和な世の中があってこそだと強く思います。

 

 このコラムが皆さんに届く頃には、少しでも多くの笑顔が取り戻せている世の中になっていて欲しいと願わずにはいられません。

 

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