2023.01.12(木)

地球環境に優しいハラール的、健康美生活 第30話

 海外渡航が可能になって以来、市場視察や取材対応、会社設立に店舗物件調査等、様々な案件をこなす為、定期的にアゼルバイジャンを訪問しています。コロナ前にもそれなりに海外に行く機会が多かったのですが、2022年はこれまでで最も海外に滞在した1年と言えるでしょう。

 

 周囲の友人からは、「頻繁に行き来して大変ですね」、「体調大丈夫?」など、色々と心配してくださるのですが、お陰様で体調を崩すことなく渡航中のスケジュールも、帰国後のスケジュールも積極的にこなせています。

 

 肉体的にも精神的にも、ハードなスケジュールをこなしつつ、それでも元気でいられるのはなぜだと思いますか?理由は色々とありますが、一番大きな理由は「出汁の効果的な摂取」だと思います。

 

 ビジネスとしての海外滞在ということもあり、滞在中は多くの方々と分刻みのスケジュールをこなす日々でした。軽くつまみながらの打ち合わせの後で、食事が伴う別件の商談が組まれている日も少なくありません。このままいくと体調管理に支障をきたすと考えた私は、スケジュールをこなしつつ、体調管理もしっかりできるアイテムとして「飲み物としての出汁」に着目することにしました。

 

 昆布やカツオから摂取する出汁には様々な効果があることが知られています。こちらでは簡単にしか触れませんが、①満腹感の維持、②精神的なストレス軽減、③疲労改善、④脂肪をたまりにくくする、⑤血流促進・冷え、肩こりの予防等・・・。実に多くの効果があります。今は、パックタイプもあるので海外にも気軽に持ち運び、摂取できるのも魅力の1つです。

 

 海外滞在中も、帰国後もこういった出汁をスープにして持ち歩き、摂取することで、心身のケアと生活リズムの早期回復を心掛けていました。今年に入ってからハードスケジュールをこなしつつも心身共に絶好調でいられるのは、出汁のお陰と言っても過言ではありません。何よりも、手間なく、無理なくできることが、目まぐるしい日々を過ごしている私にぴったりのアイテムでした。

 

 ハラールで認められている食材が安心安全の指針の1つとするならば、私達日本人の伝統的な食生活は、ハラールと同じ思想を根っこの部分に持っている。だからこそ、もっと身近なものとして感じて欲しい。これがこのコラムのテーマの1つです。

 

 昔からあり、日本食の代名詞の1つでもある出汁。これまでの料理を引き立たせるための黒子としての出汁ではなく、積極的に摂取する主人公としての出汁の魅力や奥深さを体感しています。

 

 YouTubeを見ていても、シンプルだけど出汁をしっかりとった一汁一菜を実践している動画が人気を集めています。視聴者やコメントを見ていると日本人だけではなく、外国の人達からも興味を持たれていることが分かります。こういった日本の魅力を、自らの体験も添えてどんどん伝えていけるように、これまで以上に積極的に動いていこうと思います。疲れ知らずの出汁スープと共に・・・(笑)

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