2024.04.30(火)

アーユルヴェーダとスリランカの関係について

私は、アーユルヴェーダが大好きで、様々な国のアーユルヴェーダに触れてきました。今年、ありがたいことに、スリランカのKIU大学に「アーユルヴェーダ・メディカルヘルスケア学科」が新設され、そこの学科長に就任させて頂くこととなり、1月に急遽、スリランカの就任式に行かせていただくこととなりました。素晴らしいスリランカについてレポートさせて頂きたいと思います。
 

アーユルヴェーダが大好きな方はもうご存知の方も多いと思いますが、インドとスリランカはアーユルヴェーダの二大巨頭のようなお国です。
 

どちらの国もアーユルヴェーダ省のように日本の厚生労働省的な国が管理する省があります。インドはアーユルヴェーダ発祥の地で、様々な古典書が残され、今もアーユルヴェーダの研究を続けています。
 

またスリランカは、インドから伝わったアーユルヴェーダを熱帯地方ならではのハーブやスパイスが沢山取れることからも薬学的なところも発展させ、スリランカでアーユルヴェーダを熟成させているようなそんなイメージです。
 

どちらの国も植民地の時代があり、西洋文化に押され、西洋医学も同時に発展し、西洋医学とアーユルヴェーダ医学が共存しています。
 

インドはアーユルヴェーダ発祥地という誇りを持ち、スリランカはアーユルヴェーダを守ってきたという誇りを持っています。
 

スリランカは、インドの下に位置し、赤道に近く、インドが産み落としたマンゴーとも表現されます。位置関係によるためか、過去の歴史のせいなのか、悲しいことに、インドとスリランカはあまり仲良くないようですが、日本人の私にとっては、どちらも本場のアーユルヴェーダに触れさせていただける素晴らしい国だと思っています。私にとって、スリランカは2度目の訪問となります。
 

今回は、4泊5日と短い間でしたが、とても充実した旅でした。
 

まずは、とにかくスパイス天国だと改めて思いました。
 

ホテルのお料理も香り高いスパイスが沢山並んでいました。
 

スーパーでも、お土産屋さんでも、沢山のスパイスが売られています。
 

たまたまランチを頂いた素敵なレストランでは、庭に、コショウの木が植えられていて、ブドウのように、たわわにコショウの実をつけていました。実際に、コショウがなっているのを見たのは初めてで、感心していると、レストランの方が、一房ちぎってくれました。
 

まだ、青いので、コショウの香りはしませんでしたが、こんなに身近にスパイスが栽培されているなんてうらやましい限りです。
 

もぎたてのコショウをお料理に使えるなんて、すごい贅沢ですよね。
 
 
雨と太陽に恵まれたスリランカならではです♪
 
まだまだ楽しいスリランカのレポートを続けますので、楽しみにしていてくださいね。
 

これからも一緒にアーユルヴェーダライフを楽しんでいきましょう。
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