アーユルヴェーダには、様々な治療法があります。
スリランカのKIU 大学で、パンチャカルマ療法(様々な療法)を、現地のアーユルヴェーダDrから学ばせて頂いておりますが、とても驚く治療法を拝見しました。
沼地などに棲んでいる「ヒル」を使った治療法です。
「ヒル」は見ただけで恐怖感を覚えますよね。
その「ヒル」を使った治療法はその名も、「ラクタモークシャナ」と言います。
ヒルに血を吸わせるなんて、恐怖しかない!と思っていたのですが、アーユルヴェーダDrから聞くとヒルは汚れた血が好きで、ヒルに血を吸ってもらうことで、身体の巡りが良くなるとのこと。
血液は、体中に酸素と栄養を運び、また、二酸化炭素やその他疲労物質などを含み、汚れた血も回収して、浄化しながら、大切な血液を体中にいきわたらせています。
その中でも、汚れた血を少し回収するだけでも、身体はかなり楽になり、巡りが良くなるとのこと。
5000年もの歴史あるアーユルヴェーダの伝統療法は驚くばかりです。
一時、ヨーロッパでもヒルによる治療が盛んになり、ヒルが絶滅しそうなくらい捕獲され、問題になったと歴史にも記されています。
日本でも、昔、同じようにヒル治療を行っていたそうです。
ですが、現代になってからは、ヒルは映画の中で、アマゾンの奥地のようなところに潜んで、人間に張り付いて、「きゃーーーー」って叫ばれる悪役のようなイメージでしたが、私たちの身体を元気にしてくれるヒーローだったと知りました。
実際に、研修でもヒルを使って、ドクターがデモンストレーションをしてくれました。
誰かやりたい人?とドクターが募ると、勇気のある人が挙手し、2名のモデルが決まりました。
一人は脚のむくみでお悩みの方。
もう一人は、何かしらの虫に背中を刺され、赤くはれている方。
その二人に、ドクターがヒルを置いていきます。
ヒルも、ただ置くだけではダメで、
事前に、ターメリックの入った水に浸けることで、生きが良くなるそうです。
元気になったヒルを患部に置いていくと、最初はなかなか吸い付きません。
何故かと思ったら、私たち、胃腸を整えるためにアーユルヴェーダの胃腸薬「トリファラ」を飲んでいて、ヒルはその成分が苦手なようです。
ですが、慣れた手つきで先生がヒルを誘導すると、ちゃんと患部に吸い付いてくれました。
見ただけで痛そうなのですが、ちょっとチリっとするくらいで、痛くはないそうです。
約15~20分くらい、そのまま放置。
ヒルが乾かないように、濡れたコットンをお布団のようにかけます。
ヒルを外すときは、無理矢理は禁物!!
傷口が痕に残ってしまいます。
岩塩をヒルの頭付近に置くと、自然とヒルがぽろっと取れてくれます。
そして、沢山血を吸ったヒルにターメリックをかけると、吸った血液をどんどんと吐き出します。
こんなに吸ってたの?と驚くばかりの血を吐き出します。
ヒルは、血を吸う時、唾液から血液が流れやすいようなものを分泌します。
そのお陰で、痛みもあまりないのですが、施術の後は血が止まりにくいので、しっかりとガーゼを貼って止血します。
今までは、知識としては知っていましたが、実際にヒル治療を生で見て、怖かったヒルが健気に見えました。
頑張って汚れた血を吸ってくれたのに、最後にはほとんど吐き出さされて、可哀そうと思い、先生にそれを伝えると、実はちゃんと吐き出させてあげた方がヒルは長生きするそうです。
本当に、本場のアーユルヴェーダDrから学ぶことは面白くてためになります。
このように、アーユルヴェーダの奥深い知識を楽しく体験していただける
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これからも一緒に
アーユルヴェーダライフを楽しんでいきましょう。




















