昨年、アーユルヴェーダが盛んな、スリランカのKIU 大学の、アーユルヴェーダ学科長の任命を受け、私の学院でパンチャカルマ療法(様々な療法)を、現地のアーユルヴェーダDr から学ばせて頂くことができ、シリーズでお伝えしておりますが、今回は、学びだけではなく、スリランカと言う美しい国で、スリランカが誇る世界遺産「シーギリヤ」を訪ねてきました。
シーギリヤの歴史も併せてご紹介します。
5世紀ごろの大昔、王国で、長男の王子が、弟の王子が遠征に出かけている間、父親である王様を倒し、クーデターで政権を奪いました。
弟の王子は人望と力があり、長男は弟の人気を恐れ、クーデターを起こしたのですが、弟が遠征から戻ったときに、王である父親を殺したことを責められるのではと、弟を恐れるあまり、ジャングルの中の大きな岩山の頂上にお城を築きました。
その山のお城には沢山の工夫がされ、エレベーターのようなものを作ったり、美しい壁画も書かれていたようです。
その壁画は、「シーギリヤレディー」として有名です。現在では、断崖絶壁の岩山の壁に、階段を設けられて、一般の人が登れるようになっています。
今回のツアーでも、生徒さん達が険しい階段を上り、頂上からの絶景を楽しみました。
あまりにも険しい階段に、心折れそうになった方もいましたが、みんなが声を掛け合って、励まし合って登頂されました。
頂上は、登った人しか見れない景色が広がっています!!
見渡す限りのジャングルで、よく、このようなところにお城を築いたと関心するばかりです。
よっぽど、弟を恐れて、攻め入ることが難しい、ジャングルの中の巨石に城を築いた王は、ある意味、臆病なのか、大胆なのか、今でもその物語はスリランカの世界遺産として語り継がれています。
また、シーギリヤ近くにある「シーギリヤホテル」の庭からも美しいシーギリヤを一望できます♪
ここのビュッフェも美味しくて、スパも最高です。
シーギリヤに行くなら、シーギリヤホテルはお勧めです♪
また、スリランカのアーユルヴェーダ研修で、ハーブガーデンも訪れました。
ありがたいことに、ハーブガーデンには、日本語がペラペラのガイドさんがいて、ハーブについて詳しく説明してくれます。
まずは、ハーブティーでお出迎え♪
暑いスリランカですが、温かいハーブティーでも香りが良くて美味しくいただけます。
沢山のハーブを栽培しているハーブガーデンでは、カルダモン、シナモン、キンココナッツ、クローブ、アロエ、ペッパー、ターメリック、カレーリーフ、バナナ、レッドパイナップル、マリーゴールド、ハイビスカスなどなど、数々のハーブの香りを実際に体感させて頂きました。
特に、スリランカのシナモンは世界でも最高級の品質とのこと!
園内を一通り見学すると、あずま屋でスタッフさん達が、ハーブオイルを使って、首、肩、手などをマッサージしてくれます。
スタッフさんは男性ばかり。
椅子に座りながらの安定の悪い体制なのに、皆さん、驚くばかりのゴッドハンドです!!
そこで、ハーブの効果効能を学びながら、ハーブの効能の書かれたレポートを頂きます。
さらに、上手にマーケティングができていて、ハーブガーデンで香りなどを体感し、マッサージを受けて気持ち良くなり、ハーブの効果効能を学んだら、最後にショップがあり、そこでハーブグッズが買える仕組みです。
皆さん、ハーブオイルやエッセンシャルオイル、ハーブティーなど、爆買い!!
私も以前、ハーブガーデンの視察に来たときに、沢山買い物をしたので、今回は買わない!と決めていたのに、やっぱり買ってしまいました。
この上手なマーケティングも、スリランカらしさかもしれません。




















