2017.02.08(水)

ドラッグストアでの機能性表示食品の棚割り陳列は2017年5月がめど             1000品目を超える秋の棚割りで本格的なディスプレイを!                  ~日本チェーンドラッグストア協会~

日本チェーンドラッグストア協会  宗像守事務総長

 

 2月3日に開かれた日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)の記者意見交換会で、JACDSの宗像守事務総長は「機能性表示食品は、本日時点で669品目の届け出が完了している。このペースで行くと800品目を超えるであろう5月をめどに、業界全体としての機能性表示食品の棚割りを試験的に始めたい。そのためのマニュアルや一般普及のためのチラシやポスター、さらにはネットなどでの告知の準備も同時に始められるよう準備に入る。各企業やバイヤー向けのマニュアルは2月中には出したい」と述べた。宗像事務総長によると当面は150品目程度の品揃えを予定しており、同じ棚で栄養機能食品なども一緒にディスプレイ、ポップなどを通じて食品の機能性を全体的に訴えていきたいとのことだ。

 また、表示の問題に関しては、消費者庁が作成した景表法のパンフレットにJACDS独自の解説を加えたものを作成し、これも2月中をめどに協会会員企業に配布する意向を示した。ドラッグストアが機能性表示食品を本格的に扱うことによって、機能性表示食品の露出が増し、一般消費者への普及が加速する期待がある。

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