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2017.03.23(木)

~ブラジル食品加工施設査察問題~      ブラジル国内査察対象21施設のうち輸出許可を有するのは6施設のみ!日本への輸出は2015年以降1社のみで既に活動停止!

ブラジル大使館

 

 3月19日に問題が発生したブラジルの食肉関連施設の査察問題。様々な報道がされているが、ブラジルには4837件の加工施設が存在し、例えば鶏肉大手のBRFやJBSはブラジル国内だけでも数十の施設を有している。今回問題になったのはこの4837施設のうちの21施設で、この査察は商品の衛生や品質面だけではなく、経営管理や脱税等も含まれている。更に、21施設の内、輸出許可を有する施設は6カ所のみで、日本に輸出許可を有するのは4カ所、そのうち3カ所は日本への輸出実績はない(ブラジルで日本に輸出許可を有している施設は100以上)。従って、日本への影響が考えられるのは1施設のみとなる。

 

 「現在事実上の日本国内保留対象となっているのは1社のみでその施設は既に活動停止となっており、対象の21工場からの日本国輸出は現在行われていない。また日本国への輸出実績があった1社に関しては、工場内の経営管理体制であり、商品そのものではないとのコメントを発表している。現在日本国輸出許可を有する100以上の加工施設は今回の件の対象とはなっておらず、通常通りの営業を行っている。21施設の内、プロポリスを扱うBREYER社が含まれていたが、ここの問題もやはり経営体制の問題で、商品に不具合があったということではない」(ブラジル大使館関係者)

 

 尚、ブラジル農務省のホームページで、今回の件に関する情報が提供されている。

http://www.agricultura.gov.br/noticias/sda-divulga-medidas-tomadas-em-relacao-a-frigorificos-e-servidores-envolvidos-em-supostas-irregularidades/tabelaa.pdf

 

 

~以下:大統領府からの覚書全文~

ブラジル連邦共和国大統領府より報道機関宛の覚書(2017年3月19日 : 19時28分)

 

我が国で生産する食肉の品質について、国内市場および国際市場の消費者の安全性に関する事柄を討議する目的を以って、この日曜日に閣議を招集し以下の通り決定した。

 

  1. 連邦警察の捜査で摘発した合計21箇所の食肉加工施設に関する監査作業を一層迅速化すること。

 

これらの食肉加工施設のうち、3箇所は既に営業停止処分とし、21箇所の食肉加工施設すべてについて即時に、農業畜産食料供給省(MAPA)の専従調査班が実施する特別調査作業の対象とする。

 

ここで特筆すべき点は総勢1万1000名の関係職員のうち、捜査対象となっているのは僅かに33名であり、連邦政府の検査対象となっている4837箇所の食肉加工施設のうち、不正行為が疑われているのは僅かに21箇所に限られている事実である。これ等21箇所のうち、最近の60日間に輸出取引に関わっているのは僅か6箇所である。引き続き、農業畜産食料供給省MAPAは捜査対象となる製品を輸入した国の一覧表、製品の内訳、生産業者別の素性を公表する予定である。繰り返し強調するが、今回実施する監査の目的は、既にその実効性が証明済みの、我が国の農業および畜産業に関する衛生防衛機構ではなく、散発的な綱紀違反行為である。

 

  1. 本邦に駐箚する外交使節団に対しては、輸出向けのあらゆる食肉加工施設が輸入相手国の視察および検査に門戸を開放しており、さらには世界で最も高い権威を備える我が国の管理当局の追跡調査の対象であり続ける旨を繰り返し強調する。

 

  1. 農業および畜産業の衛生防衛機構に万一存在し得る綱紀違反行為を取り調べる為に農業畜産食料供給省MAPAと連邦警察の連携を一層強化する。連邦政府は、消費者の皆様の信頼を獲得し、農業および畜産業の監視および衛生防衛に関して最も厳しい要求を定める各国市場の納得を得た我が国の農畜産物の品質の高さに関する確信を繰り返し強調する。農業畜産食料供給省MAPAは動物性の製品に関して厳しい検査体制を敷いている。この様な厳しさを通じてブラジルは150以上の国や地域の市場への進出を達成したものであり、一層の監査、モニタリング、リスク評価に励んでいる。この様な国内の品質保証体制に加えて、ブラジル産の各種の製品は輸出先に於ける現地検査の対象となっている。

 

 

2016年に限定しても、ブラジル産の動物性食品の海外市場に向けた出荷件数は85万3000回におよび、そのうち僅か184件が輸入業者によって規格外と見做された。大部分の場合その内訳は衛生上の問題とは無関係なラベルの不備または証明書の記入不備によるものだった。

 

於ブラジリア市、2017年3月19日

ミシェウ・テーメル(Michel Temer)

ブラジル共和国大統領

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