2020.06.02(火)

書籍紹介『日本ソフトカプセル産業史/民族資本で守った男たち』  近藤 隆 著

医薬品・サプリメントとして口にされるソフトカプセル。戦前の肝油に始まり、戦中・戦後と日本人の健康を支える一産業として発展してきた。しかし、そこにはアメリカの巨大企業に立ち向かい、プライドを賭けて勝ち取った技術と、それを支える作り手たちの存在があったことを忘れてはならない。世界シェア60%を占めるアメリカの巨大企業に彼らはどうやって立ち向かって行ったのか。ソフトカプセル産業の黎明期から現在、さらに未来展望を集約した業界関係者必見の一冊。

定価 1,500円(税別)  発行 出版文化社

  • 著者プロフィール

近藤 隆 (こんどう たかし)

1949年、静岡県生まれ。富士カプセル(株)での取締役研究開発を経て、1993年にカプセル・錠剤の受託製造会社三生医薬(株)を、翌年にはサンカプセル(株)を創業・創立。横浜薬科大学客員教授。

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