2020.12.04(金)

本紙ライター代田多喜子の美容体験記5 「デンタルスパ体験」

歯周病は老化を加速する!?

お口の炭酸パック、体験してみました。

 

 

女性の7割がお口のアンチエイジングに関心あり

 

 

以前、関わっていた健康雑誌で、取り上げて欲しいテーマの上位に入ってきていた口腔ケア。口腔に関する悩みを大別すると、

「歯ぐきが痩せてきた」 「歯の色が悪くなった」 「ドライマウスになった」 

「口臭が強くなった」 「人に相談しづらい」 「歯ぐきケアの仕方がわからない」

の6つに集中しています。

 

 

 さらに最近では「歯周病が全身疾患の原因になる」説も!歯周病菌が血液に入り込み、血管の炎症を引き起こすのではないかと言われています。

 ちなみに血管の炎症が原因と思われる病気は、認知症、心筋梗塞、脳卒中、誤嚥性肺炎、そして糖尿病、ガン等々。怖いですね。

 でも「お口の健康」、特にアンチエイジングや全身疾患を防ぎたくても、「日常的な口腔ケアにはコレ!」という決定打がなく、やっぱり歯医者さんに任せるしかないのかしら…と思っていたら、歯医者さんで「お口の炭酸パック」を見つけました

 

 

炭酸泡がお口の中を洗浄。新感覚の口腔ケア!

 

 

 お口の炭酸パック、正確には「DENTAL SPA(デンタルスパ)」という顆粒状のマスティック含有食品。

 デンタルスパは、炭酸による血流改善・血行促進効果を、歯肉の色素沈着改善や口臭予防、さらには歯周病予防に活用できないかと開発されたマウスケア製品。

 主成分のマスティックとは、ギリシャ・ヒオス島で栽培されている、マスティハの木(Pistachia Lentiscus var.Chia)の樹液「マスティック樹脂」のこと。

 「マスティハ」は、英語のMasticate(マスティケイト;咀嚼する)という単語の語源にもなっているようで、口腔の健康にはとてもかかわりが深く、古代ギリシャ時代から口臭予防や、虫歯・歯周病予防として長く使われてきた歴史があるのだとか。医学的には「マスティハによるピロリ菌殺菌作用」が知られているようです。

 顆粒状のデンタルスパは、水無しで顆粒のまま口に含みます。すると、すぐに発泡が始まり、炭酸の泡が口いっぱいに広がり、頬が膨らんでフグのような顔に!

 衝撃的で新感覚過ぎる体感に、デンタルスパ終了後には思わず笑っちゃいました。もちろん、このフグ現象は面白おかしいだけでなく、炭酸泡が広がることで歯ブラシの届きにくい歯間や奥の奥まで行き渡り歯垢を洗い流してくれるのです。

 

 

1週間使い続けたら、ドライマウスが解消。歯茎もピンク色に!

 

 

 肝心の効果のほどは、最初に実感したのが「舌苔」が取れたこと。口の中もさっぱりし、1回のフグフグで口腔内の汚れが一掃されたのがわかります。

 そして、いつもなら夕方になると気になっていた口臭も、心なしか無くなっていたような。

 歯周病や口臭の原因と言われる歯垢がしっかり除去されている証でしょう。

 ちなみにどんなに丁寧にブラッシングしても、歯磨きで除去できる歯垢は60%程度だそう。なるほど、だからどの歯医者さんも、歯間ブラシを勧めるワケですね。

 効果が実感できたことで、さらにデンタルスパを1週間続けてみたところ、使用前に比べ唾液の量が確実に増えました。持病のために飲んでいる薬の副作用で起きるドライマウスにはずっと悩まされていたので、これはもう快挙!

 なにしろドライマウスだと、口臭が出やすい、口内炎が起きやすい、ひどい時には声が出にくくなる等の症状で、日常生活に支障をきたしまくり。それがわずか1週間で解消されたのですから拍手喝采です!!

 さらにドライマウスが解消されたからなのか、くすんでいた歯茎が健康的なピンク色に!このデンタルスパ、食品なので食べても安心なのところも嬉しい限り。

 近年、「予防歯科」という言葉が多く聞かれるようになり、口腔内への関心が高まる中、デンタルスパが口腔ケアの在り方を変えるかもしれませんね。

 

注)あくまでも記者の体験感想であり、同様の体感を保証するものではありません。

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