2022.01.19(水)

(一社)日本医食同源研究所設立! 地方の眠れる食材をブランディングして世界に発信!

【医食同源研究所 ロゴマーク】
ロゴの球形は様々な個性がつながり合い、掛け合わさることで新しい発見や驚きが生まれ、「良い食を通して、人・まちを元気にすること」を実現させる日本医食同源研究所のつながりを表現。青色は「海や空」、緑色は「植物や草木」、茶色は「大地」、赤色は「動物や生命」を表し、中心の灰色は未知を表し、個性の掛け合わせによって生まれてくるカラーが将来このピースに入ることでロゴは完成する。

 2021年11月16日、一般社団法人日本医食同源研究所の設立会が都内で開催された。「こころ踊る、からだ喜ぶ」をスローガンとし、地域に眠る有望な食材を掘り起こして、医学的見地からの学術研究の付加はもちろん、商品プロデュースや地域振興につながる取り組みも通じてプロデュースしていく。研究会で販売は行わずあくまでもブランディングに特化、当該食品に研究会の認証マークを付与することでその付加価値を担保する方針だ。

 

 ブランディングした食材は安全と品質を担保したうえで、付加価値を最大限にアピールして市場へ流通させる。生産者や流通が相応の収益をあげられ、消費者がその食材によって“健康になる”というサスティナブルなサイクルの確立を目指す。付加価値相応の金額で販売できる環境として、アジアを含めた海外の富裕層もターゲットの1つ。海外でブランディングして、日本に逆輸入するといった手法も考えられる。

 

 登記は9月1日に済ませており、今回の設立記念パーティーを機に年内に実施計画を練って2022年から本格的に活動を開始する。理事長には池野隆光氏(ウエルシアホールディングス代表取締役会長)が就任。副理事長で医師の堀江重郎氏(順天堂大学教授)ほか、理事・諮問委員には二川一男氏(日本ヘルスケア総合研究所 上席研究員)や島田市長の染谷絹代氏、料理家の奥田政行氏、横浜薬科大学 総合健康メディカルセンター代表の渡邉泰雄氏、女優で劇作家、演出家の渡辺えり氏など、医や食、薬学、都市計画、地域振興、IT、メディアなどの分野から多彩なメンバーが名を連ねている。

 

 設立会で池野理事長は「地方に眠っているたくさんの有望な食材を地域と一緒に応援していきたい。その付加価値のあらゆる可能性を検討するために、専門分野も価値観も全く違う方々に集まっていただいた。来年から本格的にスタートするが、3年後位には我々がブランディングしたものを世に送り出せるのではないかと思う」と述べた。

 

 協賛企業の募集もまもなく開始する。ユニークな取り組みに企業の注目度も高く、すでに多くの企業が協賛に名乗りを上げている模様だ。

 

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