2022.06.21(火)

最新の健康食品素材や製造技術が続々発表される

 4月20日(水)、21日(木)に健食原料OEM展(ヘルスビジネスメディア主催)が東京国際フォーラムにて開催された。同展示会は健康食品のベースとなる素材原料供給やOEM供給を主業とした企業が、最新のエビデンスや製造技術の発表の場として、業界での人気は根強いものがある。

 2020年の新型コロナウイルス感染拡大による入場制限などで、ここ2年は商談機会が大幅に減少し、新規顧客獲得率が低迷する企業も見られたものの、コロナ禍でこそ登場した商品や、新たなライフスタイルも生まれ、ステイホームやテレワークなどの影響により、非対面で購入できる通販での売上上昇傾向などもあり、健康・美容業界に大崩れは見られず、むしろ緩やかではあるが上昇傾向の企業も多く、不況に強い業界の底堅さを物語っている。

    最新の新素材や技術などをプレゼンする企業セミナーも盛況で、どのセミナー会場も熱心に情報収集する来場者で埋め尽くされた。

 

 出展者からは「コロナ禍で思い通りに対面での営業が出来ないというジレンマがあるが、やはり実際に対面で商談ができるのはありがたい」、「電話やメールで要件は伝えられるが、実際にお会いしてプレゼンや、お客様の生の声が聞けるのでとても充実した2日間だった」、「毎年出展しているが、この展示会は他の展示会と比べてお客様の真剣度が違い、充実した商談ができる」といった声が多かった。

 来場者からは「他の展示会にも行くが、この展示会はアクセスも良く、また濃厚な商談ができるので毎年楽しみにしている」、「コロナ禍でなかなか対面での商談がしにくい状況なので、こういったリアルに商品を目で確認でき、担当者の生の声を聞けるのはとても貴重」など出展者、来場者ともに充実した商談ができたことからも、同展示会の存在感は業界にとって大きいものといえよう。

 

TOPに戻る