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2016.05.17(火)

美容機能素材の機能性研究進む

変化するトレンドに合わせて、いかに女性を取り込むかがカギ
求められるオリジナリティと体感性の高い商品の提案


「機能性表示制度」も2年目を迎え、各社届出が相次ぐ中、現在も機能性関与成分、ビタミン・みネラルについての検討が重ねられている。この制度はもちろん、制度上のルール に従って個々の商品に機能性表示ができるか? できないか?といった部分に注目が集まるのだが、一方で、そもそも、食品の持つ機能性素材のデータの扱いがマーケットにおいて大きく変わる可 能性がある。
食品素材の機能性研究に関しては、それぞれの機能性の研究のほかにも、そもそも「吸収」に関する研究はかなり進んでおり、日進月歩で進化している。そのほかにも、腸内細菌叢への働きによる作用、遺伝子への作用、受容体との関係、代謝産物による活性等、研究自体のターゲットも多岐にわたっている。
また、分析機器の進化と相まって以前ではわからなかった様々な作用機序なども解明されてきており、そのエビデンスデータもかなりのスピードで蓄積されてきている。
そんな中でひとつ注目のカテゴリーがある。「美容」だ。実は美容素材にはさまざまな機能を並列で持っている素材が多い。よって消費者への訴求も多角的に行うことができ、機能性表示解禁の動きはこれらの訴求に追い風になることは間違いない。また自然由来の素材が多く、消費者の安心感にもプラスになる。
一方、美容向けの機能性食品に目を向けてみると、市場は素材や訴求に少しずつ変化を見せながら、引き続き好調に拡大している。
市場の主役は相変わらずコラーゲンやヒアルロン酸だが、抗酸化作用、抗糖化作用、アンチエイジング、代謝促進、血流改善など、様々な機能性とミックスさせて、オリジナリティと体感性の高い商品の提案が今後は求められてくると考えられる。
美容市場は様々なトレンドを変化させながら、30∼40代の女性を中心に関心を集めてきた。しかし、特に美容向け機能性食品素材に限定すれば、バブル時代の遺伝子をいい意味で持ち続け、しかも商品リテラシーの高い、50歳代以上の女性は今後の大きなターゲットのひとつと考えられる。


化粧品と機能性食品との相乗作用で購買向上を図る動きも


これまで美容市場を牽引してきたコラーゲンやヒアルロン酸は一定レベルの認知と普及が進み、依然としてトップを誇る美容素材であることは間違いない。
また、公益財団法人日本健康・栄養食品協会は昨年までに、ヒアルロン酸、エラスチン、そしてプラセンタの規格基準を定め、これら規格に適合した商品に認定健康食品(JAFAマーク)を与えている。これらの動きによって粗悪品が淘汰され、美容素材の健全な市場が保たれていくことが期待される。
最近は、滋養強壮系の素材の併用による代謝向上作用、腸内細菌叢への作用による便通の改善作用等によって、結果的に美容につながるといった訴求も目にする。
内外美容という概念から化粧品メーカーの機能性食品への参入も相次いでおり、化粧品との相乗作用で購買向上を図っている。同じ素材でサプリメントと化粧品の両方で訴求できる商材はそういった意味で人気だ。
アメリカでは、肌だけでなく髪や爪へ訴求した商品も多く、日本でも髪や爪の健康をうたった商品は好調な動きを見せている。実はアメリカではこれらの肌、髪、爪などへの訴求は以前からは主にビタミンやミネラルのコンプレック商品が主流であったが、2000年代に入ってから、コラーゲンやヒアルロン酸などを美容訴求のサプリメントにメイン素材として配合するケースが出てきた。これらの素材の市場形成は日本の方がはるかに早い。消費者への訴求に関してもアメリカが日本のやり方を参考にしていると聞く。
また最近では、男性向けの毛髪の健康に訴求した商品も市場に出始めており、美容関連素材は、そういったさまざまな機能性を巻き込みながらさらに大きな潮流となるのではないかと考えられる。

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