2021.01.26(火)

健康・美容訴求食品市場は2兆円超

インバウンド需要低調も国内市場が活況で続伸傾向

総合マーケティングビジネスの富士経済(東京都中央区)は健康食品(明らか食品・ドリンク類)と機能志向食品(サプリメント)を対象としたH・Bフーズ(健康[Health]や美容[Beauty]に良いというコンセプトを持った商品)の国内市場調査を実施し、その結果概要が発表された。

2018年は、健康志向食品では特定保健用食品の落ち込みや機能系ヨーグルトの苦戦が続き、また機能志向食品では滋養・強壮やグリーンチャージなどの定番商品がマイナスとなった。しかし、健康志向食品ではスポーツやジム人気の高まりを背景にプロテインが大きく伸びたことや、夏場の猛暑により健康性と止渇性を兼ね備えたエナジードリンク、熱中症対策飲料、パウチゼリー飲料などが好調となったこと、また、機能志向食品では生活習慣病予防やマルチバランスが安定した需要に支えられて伸びたことやプロテインの好調が下支えしたことにより、市場は2017年比1.3%増と拡大した。

2019年は、機能志向食品はダイエットがカロリー調整食品の急速な需要減少により大幅に縮小、また、グリーンチャージもインバウンド・国内需要がともに落ち込んでおり苦戦するとみられる。一方、健康志向食品は特定保健用食品の縮小や機能性表示食品の一部で苦戦する商品がみられたものの、トマトジュースの続伸やノンアルコールビールの再活況、脂肪・記憶・睡眠訴求を中心とした活発な商品投入といった好材料が多く、また、エナジードリンクやプロテインの好調などにより伸びていることから、市場は伸長した。

2020年は、機能志向食品は横ばいとなるも、健康志向食品は好調を維持するとみられ、市場は活況だった。

<H・Bフーズの国内市場>

  2019年見込       2018年比       2020年予測            2018年比

2兆4,016億円                101.6%                  2兆4,724億円      102.7%

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