
健康食品の受託製造で業界を牽引する中日本カプセル(本社岐阜県大垣市)は様々な特徴あるソフトカプセルの生産を得意としている。2020年5月にはベトナム・ハノイ市に駐在員事務所を開設し、日本国内にとどまらず東南アジアエリアへとさらなる販路拡大を図っており目が離せない注目企業だ。同社の主力商品であるソフトカプセルは皮膜で内容液を密封して製造されるため、内容物の参加や成分劣化が少なく、内容物の安定性に優れている。同社はこれまでにも数多くの特許を取得してきている。そこで今号では同社の最新情報を交えながら同社の魅力を探ってみたい。
サプリメントはビタミンやミネラルなど、健康の維持増進に役立つ特定の 成分を濃縮し、錠剤やカプセル状にしたものである。サプリメント形状の一つでもあるソフトカプセルは、ゼラチンにグリセリンなどの可塑剤を加えた基 剤で、内容液を包んだものである。代表的な製造法として・・・・