2022.06.21(火)

主食におけるウエルネス食品の国内市場規模は1,625億円

 総合マーケティングビジネスの富士経済は、健康に関する消費者ニーズの多様化や、新型コロナウイルス感染症流行の影響による健康意識の高まりに伴う、食品メーカーの新たな展開や訴求要素の変化が注目される、主食加工品におけるウエルネス食品の国内市場を調査し、その結果を公表した。調査では、米飯類、麺類、パン、シリアルフーズにおけるウエルネス食品について、健康訴求のオン要素 とオフ・ゼロ要素の傾向を捉えながら、市場の現状を調査し、将来を予想している。

 主食はカロリーや糖質が多く含まれる食品が多く、健康訴求としては麺類や米飯類を中心にオフ・ゼロを訴求した商品が中心出会ったが、味覚面での課題が多く、リピーターの育成やライトな健康志向層の獲得に苦戦していた。しかし、消費者の健康意識の高まりに伴い、健康機能を有する素材を用いた商品(ウエルネス食品)が需要を獲得したことから、市場は拡大している。必要な栄養素を普段の食事で摂る無理のない健康活動の提案が消費者に受け入れられ、メディアなどでダイエット方法として紹介されるなど、露出が増えていることもあり、各メーカーが・・・・・

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