通訳として創業者と出会い、スタートアップで150億円企業にした凄腕経営者
「Facebookを通して、私の活躍を見ていてくれた創業者 故 近藤英樹 社長」
―ARTISTIC & CO.に入社されたのは、2015年と聞いています。その前も美容関係のお仕事だったのでしょうか?
金 それが、まったく違うのです。大学で日本語と中国語の同時通訳と経理を専攻し卒業後はコンサルティング会社を経た後、フリーの通訳として日中の企業の橋渡しをしていました。
―ではARTISTIC & CO.ホールディングスの故近藤社長とのきっかけも通訳だったんですか?
金 そうなんです。別な企業の社長様から紹介をいただきまして。それが、2014年のことでした。ただ、その時はギャラの折り合いがつかず、お仕事には至りませんでした。
ーその後、入社まで1年間のインターバルがありますが、通訳としてお付き合いはあったのですか?
金 それが、ないんですよ。ただFacebookで「イイね」を押し合うだけの仲でした。ところが、ある日突然近藤社長から呼ばれて、今後中国に進出していきたいので通訳として、会社に来てくれないかと。
ースカウトされたのですね。
金 そうなりますね。お会いしたときに条件や経歴などいろいろ話している中で、私が簿記の資格を持っていると知った近藤社長が、「なら経理として会社をサポートして欲しい」となったわけです。
実は、その時の私はフリーの通訳者として過渡期を迎えており法人化を考えていたタイミングでした。当時「ARTISTIC & CO.という会社は魅力的だけど・・・・・・