グラフ1
〜 医師432名に実施したアンケートで明らかに 〜
2023年5月8日、新型コロナウイルス感染症の位置づけが「5類感染症」に移行された。これにより、政府から一律に日常における基本的感染対策や、感染症法に基づく新型コロナ陽性者及び濃厚接触者の外出自粛は求められなくなる。また、限られた医療機関でのみ可能であった受診が、幅広い医療機関において可能になったことで(厚生労働省「新型コロナウイルス感染症の5類感染症移行後の対応について」より)約4年ぶりの『行動制限がないノーマスクの夏』を迎えることになるが、このことについて、現場の医師はどのように感じているのか。医療人材総合サービスを提供するエムステージ(東京都品川区、杉田雄二社長)は同社が運営する「Dr.転職なび」「Dr.アルなび」に登録している医師のうち432名に、『行動制限がないノーマスクの夏』についてWEBアンケート調査を実施し、その結果を公表した。
●『行動制限がないノーマスクの夏』・・・医師の7割が賛成
「行動制限がないノーマスクの夏」に対し、26.4%の医師が「大いに賛成である」と回答。また、41.0%が「どちらかというと賛成である」と回答し、約7割の医師が賛成する結果となった。
賛成の理由としては、マスク着用による熱中症や脱水症を危惧する意見が多くみられ、反対の意見としては、ゴールデンウィークを経て、改めて対策をするべきという意見がみられた。(グラフ1)
大いに賛成であると回答した理由(フリー回答)として・・・・・