テレビやSNSを見ていると「どうして外国人の歯は、あんなに綺麗なのだろう」と疑問に思ったことはありませんか?
歯に対する美意識は国によって大きく異なり、歯の美しさが就職活動に影響する国もあれば、歯の治療を怠ることが児童虐待にあたる国もあります。中でも、アメリカ人や韓国人、スウェーデン人は特に歯に対する美意識が強いと言われています。
実は、アゼルバイジャン人やUAE人また中東近隣諸国の人達もアメリカやヨーロッパの習慣が伝わっていて美容と同じくらい口内環境つまりはオーラルケアが大事だと考えています。
オーラルケアはデンタルケアとは異なるもので、さまざまな方法やグッズがあります。
アゼルバイジャンでもスーパーやモール薬局にいくと、オーラルケアグッズがずらり。現地のものから海外のものまで、種類が豊富でした。
その中でもホワイトニングに特化した歯を綺麗に見せる歯磨き粉が大人気です。人気商品は、エナメル質を傷つけない安全性、グルテンフリー、ビーガンなどパッケージに記載されている情報も異なる宗教、文化を尊重した分かりやすい物でした。
歯磨きが楽しくなる美味しい歯磨き粉が多数陳列されていてフレーバーを選ぶのも楽しめます。ハーブミントのスッキリとした味が定番商品のようですが、爽やかなオレンジなどのフルーツの香りから甘い風味のケーキ味、チョコレート味、甘酸っぱい香りの苺バニラアイス味のスイーツシリーズや驚きのベーコン味(笑)まで。
このようにいろいろな味の歯磨き粉があるので子供から大人まで「歯の良い健康習慣」ができています。
また歯ブラシ、歯間ブラシ、マウスウォッシュなど衛生用品も充実した印象です。
電動歯ブラシも日本に比べて種類が多かったと感じました。やはり美意識高い女性はみんな歯がきれいですし、歯ブラシを持ち歩いていたり、歯列矯正をしたりしている人も見かけました。
ちょうどコロナ禍マスク時代は「マスクで顔が隠せる」ということで矯正を始めるきっかけになったようです。マスクがあることで、金属の装置やワイヤーを人に見られることなく治療を受けることができる今だからこそ矯正治療を始めるきっかけになったようです。
透明のマウスピース矯正も会話も普段通りすることができて誰かの注意を引くことなく治療を受けることができるためストレスが少ない治療方法でトレンドです。
オーラルケアは美容と健康に重要な役割を果たす要素です。正しいケアを続けることで、口内の健康が向上し、全体的な美容と健康に良い影響を与えるという認識が高まっています。
アゼルバイジャン中東近隣諸国で今後、健康な笑顔と共に未来を迎えるその第一歩となるでしょう。