2024.01.16(火)

アゼルバイジャン共和国日記(第8話)

 こんにちは。

本格的な冬将軍が到来しましたが皆さまお変わりありませんか?冬の街を煌びやかに彩るイルミネーションが今年もクリスマス前に各地でロマンチックに輝いていますね。

 アゼルバイジャンの近代的ヨーロッパのような美しき街並み首都バクーの観光スポットとして有名な3つのタワー「FlameTowers(フレイム・タワーズ)」も夜はタワーがライトアップされて色んな柄が映し出されるのでとっても綺麗でかっこよく素敵でした。火の国アゼルバイジャンらしく、炎が燃えている様子やアゼルバイジャンの国旗が靡く様子がビル一面に散りばめられたLEDによって演出され、アゼルバイジャンに行くとまず注目してしまうところです。

 

 「FlameTowers」は、近代的なランドマークでその建設は国の発展を象徴しています。タワーの1つのフレームホテルは5つ星ホテルでカスピ海を見下ろすことが出来てモダンな設備で飲食店なども入っています。

 2007年に建設をスタートし2012年に完成したこの高層ビルは、高さは190メートルに達し、アゼルバイジャンの経済力と技術の進歩を世界に示しています。

 アゼルバイジャンは「火の国」「炎の国」として知られていますが、そう呼ばれる理由は、その固有の地理的特徴と文化的な象徴に由来しているようです。

まず、アゼルバイジャンは豊かな石油や天然ガスの埋蔵地域であり、これが国士に広がる炎のような輝きと結びついています。

また、信仰に基づく伝統が、アゼルバイジャンの「火の神殿」として知られる場所を生み出しました。この神殿では永遠の炎が燃え続け、火が神聖視されています。

これが「火の国」「炎の国」いう異名に繋がっています。さらに、アゼルバイジャンは火をテーマにした芸術や文学においても際立っていて、伝統舞踏や音楽は、炎を象徴的に表現し、国の誇りと独自性を形成しています。

 この関係性は、国の歴史や文化に深く根ざしています。火はアゼルバイジャンの力強い精神やエネルギーを象徴し、「FlameTowers」はその象徴的な建築物として、国のアイデンティティを鮮明に表現しています。

 

 このようなランドマークの建設は、国内外からの観光客やビジネスの中心地としての評価を高め、アゼルバイジャンの国際的な存在感を強化しています。「FlameTowers」は、アゼルバイジャンの未来を見つめる象徴的な建築物となっています。

 

 数年前は、アゼルバイジャンという国の名前を聞いても、イメージが湧かない人が多かったと思います。というか、初めて名前を聞いた人もいらっしゃいました。
 最近は、2025年国際博覧会(万博)で大阪と同じく立候補していることや、
「世界の果てまでイッテQ」「世界ふしぎ発見」などで放送されてからかなり認知が上がっています。

 

 アゼルバイジャン共和国は美しい街並みやきらびやかな近代建築のみならず、世界遺産の旧市街や近郊の寺院・遺跡など、多彩な景色に出会える観光スポットに驚きと魅力が交差します。来月号よりこちらもご紹介していきます。

共にアゼルバイジャンの魅力を発見して頂けると嬉しいです!

 

 

 

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