岐阜県では、ＳＤＧｓの達成に向けた取組みを行っている事業者を「ぎふＳＤＧｓ推進パートナー」として登録する制度を2023年７月に開始した。
2023年11月9日に本制度開始以降初となる「ぎふＳＤＧｓ推進パートナー」が決定し、中日本カプセル（岐阜県大垣市）が「ゴールドパートナー」に登録された。登録区分には「シルバーパートナー」と「ゴールドパートナー」の２種類があり、シルバーパートナーはＳＤＧｓの「環境」、「社会」、「経済」の三側面においてＳＤＧｓ達成に向けた重点的な取組みを行っている事業者に与えられ、ゴールドパートナーはシルバーパートナーの要件に加え、組織として一定以上の管理体制をもち、さらに多岐にわたる取組みをバランスよく実施している事業者に与えられる。
登録されたことにより、①岐阜県ホームページで登録事業者とその取組み内容を公表・ＰＲが可能となり、②登録区分に応じた「ぎふＳＤＧｓ推進パートナー登録証」が授与され、③登録区分に応じた「ぎふＳＤＧｓ推進パートナーオリジナルロゴマーク」を活用して登録事業者であることの自己ＰＲが可能になる。さらには、④岐阜県中小企業総合人材確保センターの求人票に「ゴールドパートナー」、「シルバーパートナー」である旨を表示できることからリクルーティングにもメリットが出てくる。また、⑤金融機関等による融資等の支援も可能となるなど登録されたメリットは大きい。
