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◎がん患者の心のケアが今後の課題に《厚労省研究班》

厚生労働省研究班(主任研究者/山口建静岡県立がんセンター総長)が行ったがん患者の抱える悩みについての調査結果によると、病気や診療に関する悩みは医療機関などに相談できるが、自身が抱える不安などメンタルの部分での悩みは患者自身が抱え込んで相談できない傾向にあるということが分かった。

がん患者に対しては、診療と同様に心のケアも大切だということがあらためて認識させられる結果となった。

同調査は、全国53の医療機関に通院中のがん患者と15の患者支援団体などのがん体験者たち、総勢1万2345人にアンケートを実施したもの。そのうちの有効回答率は63.5%。

今回の調査のように全国規模で調査が実施されたのははじめてとなる。調査方法は「診断された頃」「診断から現在」「現在」と時点ごとに分けて、自由に記述してもらう形式で、得た回答を内容ごとに分類した。

その結果、心の問題に関してはどこに相談してよいのか分からずに患者が抱え込んでしまっている傾向にあることが分かった。

研究班は「医療関係者は、患者が元気に通院しているようでも、悩みを抱えているということを意識して対応を考えるべき」との見解を示している。



【AS】


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