人との縁を大事にしていくことで世界が拡がる

2005年の創立以来、話題の製品を続々提供しているドクターセラム。なかでも、シルクから抽出したタンパク質である 「シルクフィブロイン」を配合したゼリータイプのサプリメント「セラム–シルクフィブロイン」は、 飲用による血清脂質・糖代謝への効果について確認、さらに糖尿病性腎症の腎機能低下抑制作用についての データを取得するなど、安全性と機能性の両面からエビデンスデータを充実させてきた。そんなドクターセラムでは、 健康食品の他にも、化粧品の企画・開発・製造、販売支援、人材教育、セミナー講演まで、総合的なプロデュースを展開している。 会社の中心として、商品の企画・開発に尽力し、そして日々、国内外とセミナーや講演に飛び回っている 社長の吉川育矢氏にインタビューした。

──美容業界に入ったキッカケを教えてください。

吉川　業界に入る契機のひとつとなったのが「あとぴっこファミリーサークル」という団体の設立です。 全国のクリニックと提携し、アトピー性皮膚炎治療の普及啓蒙活動のために奔走しました。 その中でグリセリンやワセリンを用いない保湿用化粧品の開発を手掛け、 美容業界の様々な人たちと知り合ったことがきっかけと言えます。すべては人との縁で廻っています。 縁を大事にしていき、場を明るくするよう心がけていると、色々な場面に誘われるようになり、商売へと繋がるようにもなりました。

──人との縁を大事にしたことで世界が拡がっていったのがよくわかりました。 やはり社長の人柄の良さに皆さんが集まってきているのだと思います。さて、最初に手掛けた商品はとは？

吉川　自分自身が最初に手掛けた商品は先ほどのアレルギーに悩む方向けの保湿ジェルですが、 ドクターセラムでの最初の商品は、やはり「セラム–シルクフィブロイン」ですね。 現在の当社のメイン商材ですが、商品化に至るまでは、それは険しい道筋でした。 ここでも人との縁と自身の強い信念で試行錯誤の末、造り上げることができました。

──商品づくりをする上での想いをお聞かせください。

吉川　私自身、左足義足を履いている障害者という思いもあってか、幼少の頃から健康や美しさへの意識が人一倍敏感でした。 さらに、母親からいつも口癖のように言われていたことは「体は障害者でも心の障害者にはなるな」ということです。 チャレンジし続けることを教わりましたから、しっかりとした商品を製造し、長く愛用していただける商品、 本当に結果が出る商品を提供したいと思っています。そのため、外部の検査機関で効果が実証され、 エビデンスがある製品を販売しています。利益を先に考えた製品づくりではなく、 結果が出る製品にこれからもこだわっていきたいと考えています。

──ありがとうございました。

【企業データ】

■ドクターセラム株式会社
■設立：2005年
■化粧品開発・製造・販売
〒150-0043　東京都渋谷区道玄坂1-22-8 4F
TEL:03-5728-8825

リンク先
ドクターセラム株式会社
http://www.dr-serum.com/